英語

いま前置詞を理解しなければならない理由【英語勉強法】

受験勉強に限らず、英語の勉強で最も厄介なのが前置詞である。

toにするのかatにするのか、はたまたforとするのか。

なかなかネイティブでない我々に理解が難しいのがこの前置詞だ。

 

さて突然だが、次の例文に一カ所区切りを入れるとしたらどこが適切だろうか。

The/doctor/looked/at/his/throat.(医者は彼のノドを診た。)

答えは、lookedとatの間だ。

 

それではなぜこうなるか説明できるだろうか。

 

今まで中学高校とlook atやsearch forといった句動詞は一語の他動詞的に暗記してきたはずだから、

atとhisの間ではないかと思う人も多いだろう。

 

これは暗記のある種弊害でもあり通過点でもあるのだが、英語の理解としては明らかにおかしい。

なぜならば、

彼は見た+彼のノドの方向に向かって

というのがこの英文の構造であるからだ。

 

分かりにくい人はここで簡単な日本語に置き換えて考えて見てほしい。

  • 彼は行った。学校に。
  • 彼は〜に行った。学校。

どちらが理解しやすいかと言われれば明白であろう。

 

英文解釈的にとらえるならば

look(見る)+方向を示すat=〜を見る

となっているだけなのだ。

だから、答えはlookedとatの間となる。

 

これは他の句動詞も同じで、look forにもtalk toにも言えることだ。

look+〜を求めて

talk+〜の方向へ

 

これがlook for(〜を探す)とtalk to(〜に話しかける)の意味を作り出しているのだ。

 

旧帝大医学部の現役合格者が送る勉強法のすすめ【英語】でも散々述べた通り、

最初は熟語として暗記するのが効率的だろう。

けれども一番大切なことは、句動詞を作るひとつひとつの単語をきちんと理解するということだ。

 

look atやspeak toのように一見まとまって見える場合も、

本来は別々の単語であって、前置詞はむしろ後ろに来る名詞や代名詞と一緒になって1つの意味のかたまりを作るにすぎないのだ。

 

こうした考えが難関大の入試では非常に重要になってくる。

東大、京大、その他難関大学の問題は暗記一辺倒では到底太刀打ちできない。

熟語集で覚えたことを機械的に当てはめていっても正解にはたどりつけないということを必ず覚えておこう。

 

それではどうするか。

句動詞の暗記がまだ終わっていないひとはそこから始めよう。

解体英熟語 改訂第2版ブック型

熟語集を用いて句動詞と呼ばれるものの基本をまず押さえること。

暗記の作業。これがまず先決だ。

 

一冊暗記したら、そこから1つ進んで構成する単語のイメージや原義を掴もう。

基本動詞のイメージ、そしてその後ろで働く前置詞のイメージを理解すること。

 

この2つの組み合わせで句動詞の意味は決定されるから、

少し捻られた問題も初見の句動詞も自然な形で読み解くことが出来る。

とくに副詞的前置詞が意味の方向性を定めるのでこちらの理解は英語の学習において必然といえる。

 

ということでこれから何回かに分けて句動詞を構成する前置詞の用法を少しずつ見ていくことにする。

オーバーワークにならないよう、

基本的なものや入試に頻出のものに限って紹介していく。

無理に暗記しようとせず参考程度に見ていってほしい。

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このようにイメージを画像で見ておくのも理解を助けるだろう。

 

今回は長くなってしまったので概要のみを説明した。

次回から各論的に前置詞を説明していくので楽しみにしていて欲しい。

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第一志望に入ろう
高3から受験勉強をはじめて旧帝大学医学部と慶応大学医学部に現役正規合格。 偏差値52→76の逆転合格を実現したノウハウ、実体験に基づいた独自の勉強法を紹介する。