英語

英語長文の極意【英語勉強法】

英語を制するものは受験を制する。
言うまでもなく、難関大学の受験生にとって英語の勉強は必要不可欠である。

今の日本の受験業界体制からして英語さえ出来れば合格してしまうという大学も少なくはない。
受験生にとって英語の得点力が大学受験突破の大きな鍵となるのだ。
逆にいえば、英語が出来ないうちは第一志望の合格はないと言っても過言ではない。

さて今回は、つまずきやすい英語長文の勉強法を紹介する。
長文になると途端にロジカルに読めなくなって読解方針を見失う受験生が非常に多いが、
長文問題のコツは意外にシンプルで簡単だ

しかも自転車のように、一回できるようになれば以後はそう忘れないしいくらでも英語を得点源とし続けることが出来るのでコスパもいい。
英語は言葉であり、ツールにすぎないのだから当然だが、一度勉強法を見つめなおしてみよう。

そうはいっても、英語長文のマスターは一朝一夕になるものではないから、早めの実践が必要だ。

数学と同じで、英語長文の学習は段階が必要になる。

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英語長文の極意は『3ステップ』が基本だ。
一つずつ解説していく。

①精読

まず最初の段階は、一つの文章を精読すること。

目の前の文章を解答や文法書、参考書を総動員して長文を隅々まで理解しよう。

まずは短い文章でかまわない。
1文ずつ丁寧に読み込んでいくこと。

必要なときは品詞分解して、(とくに)関係代名詞などといった複雑な構造を読みといていく作業が必要だ。
この作業では、文の構造を徹底的に把握しよう。

1つの長文を予備校教師のように解説できるようになったら次のステップに進むことを考えよう。

あくまでここでの目標は、文構造を隅々まで理解すること。

そのため、日本語訳や設問に囚われてはならない。
設問なども解く必要はない。

一つの長い文章を隅々まで理解すれば、当然設問は正答可能である上に、文章レベルにもよるがなかなか骨が折れる作業になるため無駄なことは極力さけたいところ。

このステップは英文解釈という作業である。

参考書の有名どころでは、
ビジュアル英文解釈+英文解釈教室(どちらも駿台出版)のセットがおすすめ。

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まったく英文解釈をやったことがない、という人はまずビジュアル英文解釈パート1から取り掛かろう。
パート2はそれなりに難しくなるため自身のある人向け。とはいってもいずれにせよ基本から丁寧に解説されており、文章も読みやすいためパート1から取り掛かることをおすすめする。

英文解釈教室になると実は相当難しい。
東大や京大レベルの読解力が時として必要となるため、ビジュアル英文解釈のみ読み終えて”英語の読み方”を身に着けたあと、単語や熟語の学習がある程度進んだあたりで英文解釈教室に進むことをおすすめする。

書き口や長文の内容は古いが、確実に力のつく1冊だ。
是非ともチャレンジしてほしい。

難関大を目指すひとは必ず読了しよう。

英語長文といってもひとつひとつの文の集まりである。

  • 1文ずつじっくり時間をかけて自分が理解できる大きさに分解していくこと
  • 適当な推測などではなくてきちんとした英語の理屈に則って英文を読むということ

この二つが英語長文マスターへの第一歩となる。

英文解釈のトレーニングを怠っていて英語を読めるようになった、とは到底いえない。
今までの読み方がどれ程いい加減だったかということをビジュアル英文解釈で気づくことが出来ればもうだいぶいい線に来ている証拠だ。

②音読

次は、ステップ1でしっかり精読した文章をスラスラ感じるまで音読復習する作業に入る。
重要なのは、すらすら感。
他にいい表現がないので後ほど解説していく。

英語の勉強において、この作業が本当に大切だ。

某予備校のカリスマ英語教師がCMで

”音読を通しで5回,10回やったら

もう全部頭の中に入っているから”

といっているようにも英語学習において音読は非常に効果的。
やはり自分で読むことに合わせて聞くことでアウトプットとインプットを両立できるためか、リスニングの勉強としても効果的となる。

東大や難関大の学生に聞いてみてもやはりほとんどが音読を実践している。

やり方はとても簡単で、声に出して英文を読むだけなのだが、到達目標がここでは大事になる。
スピードは自分が文(構造)を理解しながら読める速さという原則にしたがって、慣れるにつれて徐々に速くしていこう。

最終目標は自分が日本語の新聞を読むくらいの速さである。
つまり、自分が普段何気なくしているリーディングのスピードで英語を読んで、しかも理解する。
これが、先ほど出てきたスラスラ感である。

ここで音読という口に出す作業を挟むことで黙読よりもややマイルドになるのだが、このスピードで読めれば入試は間違いなく時間制限を気にすることがなくなるだろう。

世間でいう、速読というものになるだろうか。

速読といっても何もめまぐるしいスピードで読む訳でない。
日本語を読むスピードで左から右に英語が理解できるということ、実はこれが速読である。

センター試験にしても共通試験にしても採点の精度や問題難化などといった要素にも惑わされにくくなるはずだ。

読んでスラスラと文の構造まで頭に入ってくるようになったら完成である。
そのためにステップ1の精読という作業が生きてくるのだ。

1つの長文につき音読5〜10回くらいが目安である。
とはいってもステップ1も2も最初のうちは1日1個も出来ないと感じるくらいの苦行となる。
この道を信じて精読&音読を実践してほしい。

③多読

ステップの最終段階では、スラスラ感を感じる長文を増やしていく。

とはいっても新しい作業は必要なくて、
①と②を繰り返してどんどんスラスラ読める英語長文を増やしていこう。

長文のレベルはは自分が受けたい学校の入試問題より少し難しいくらいを選ぼう。
個人的なおすすめは東大京大の問題が王道でよいと思う。

ここでの

精読+音読を繰り返すという意味での多読という訓練が、入試での速読につながる。

作業を繰り返せば繰り返すほど1つの長文をスラスラ読めるまでの時間は短くなっていく。
さっきも述べたように、ステップ1と2はまさに苦行だ。

最初10時間かかったという人も決して諦めてはならない。

長文の数として、目標は100といいたいが、現実的には30〜50個をマスターしよう。
10程度になれば時間は2時間かからないくらいで1つを読み終えられるようになるはず。

ここまでくれば受験生の中でもトップクラスの読解力といえるだろう。
速読力と同時にリスニング力も身に付くから一石二鳥でもある。

音読も精読も多読もすべてがそろわなければ、大きな意味を持たない。
必ずこのステップで実践していけば英語を得点源としてできるから苦手なひとも安心してほしい。

まとめると、英語長文は

  • 1に、精読
  • 2に、音読
  • 3に、多読

ぜひこれを実践して長文マスターになろう。

ABOUT ME
第一志望に入ろう
高3から受験勉強をはじめて旧帝大学医学部と慶応大学医学部に現役正規合格。 偏差値52→76の逆転合格を実現したノウハウ、実体験に基づいた独自の勉強法を紹介する。